自然保護 バコタ 水の底に沈んだ世界 バコタとは、ポジッリャという地方のカムヤネツィ・ポジリシキー市の近くの、水の底に沈んだ村である。現在は、その壮大な景色と静寂さにより有名だが、半世紀前にはそこには村があった。強力な水力発電所用貯水池を建設するために、数百もの家族が自分の家から追い出され、村は水の中に沈められたのである。バコタの元村民であるタラス・ホルブニャクさんは当時27歳だった。今、彼は当時住んでいた場所でツアーガイドをしている。
伝統 カルパチアのトロッコ列車 (山の中のトロッコ列車) カルパチア地方に位置するヴィホダ村では、3,500人が住んでおり、またその村にはとある面白いトロッコ列車が、100年以上に渡って今も保存されている。木材輸送のために作られたそのトロッコ列車は、二度の世界大戦を生き延び、その所有者を変えて伝えられてきた。現在では、工業用だけではなく、観光用にも使われ、路線の周りではインフラ開発が活発的に行われている。