ウクライナでの本格的な戦争が始まってから3週目に突入しました。ロシア軍がキーウの中央地区と郊外の住宅を砲撃し、敵のミサイルがミコラーイウにある動物園の博物館に展示され、そしてマリウポリでは自家用車での避難が遂に始まりました。
3月14日から15日までのウクライナの写真
カバー:3月14日 キーウ
写真:Nick Tymchenko
3月15日 ハリチナ地方 リヴィウ
本格的な戦争が始まった最初の日から、リヴィウのボランティアたちはカモフラージュネットを織り始めています。 その間、人々はお互いにコミュニケーションを取り、ウクライナの歌を歌ったり、ニュースや自分たちの経験を共有したりしています。
写真:Katya Moskalyuk
3月15日 ポリッシャ地方 イルピン
男性は、爆撃の後で恐怖で動けなくなった犬を慰めようとしています。
写真:Marcus Yam
3月14日 ポリッシャ地方 ブロヴァリ
ウクライナ兵のカップルは、ブロヴァリ病院で結婚した後、抱き合っています。
領土防衛部隊の牧師と救急医療のエフヘンは彼らの婚姻を登録しました。
写真:Chris McGrath
3月15日 アゾフ海沿岸地方 マリウポリ
市立病院に両親がなく残されている新生児
写真:Evgeniy Maloletka、АР用
3月14日 キーウ
キーウの多くの道はバリケードで塞がれています。
写真:Felipe Dana
3月14日 キーウ
最近空爆があった場所の近くを男性は自転車で通っています。
写真:Lynsey Addario
3月15日 キーウ
ロシア軍による砲撃の結果、スヴャトーシンシキー地区の高層住宅が全焼しました。4人が死亡しました。
火災面積は4800平方メートルです。
写真:Pavel Petrov
3月15日 黒海沿岸地方 ミコライウ
2月27日に動物園の土地に投下されたロケット砲弾が、園内の博物館に展示されています。
写真:Salwan Georges、the Washington Post用
3月15日 キーウ
国家緊急サービスの隊員は、キーウとその周辺での爆撃の跡を整理しています。
写真:Vadim Ghirda、АР用
3月16日から17日までのウクライナの写真
ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まってから3週間が経ちました。ロシア軍は住宅地への攻撃を続けており、子供たちが避難している劇場へさえも攻撃行っています。一方で、ウクライナの街の人々は防衛し続けお互いを支え続けており、ウクライナの救助隊は大規模な火災に対する消化活動を行っています。
3月17日 場所不明
写真:第93機械化旅団 ホロードニー・ヤールのFacebookページ
3月16日 キーウ
爆撃を受けた地下鉄駅「ルキヤニウシカ」駅の隣の通り。看板には、1週間前にシェフチェンコ賞を受賞した映画「Stop-Zemlia」のポスターが貼られています。
写真:Albert Lores
3月17日 黒海沿岸地方 オデサ
オデサの中心部ではオデサオペラの歌手と音楽家が、街の人たちの闘志を支えるためにパフォーマンスを行いました。
写真:William Keo
3月16日 黒海沿岸地方 オデサ
オデサの人たちは、バリケード用に土嚢を準備したり食料や薬を集めたりして、街の防衛の準備をしています。
写真:Emin Özmen
3月17日 場所不明
ウクライナ軍のおかげでウクライナの領土にあるロシアの兵器は、破壊されたか、放棄されたか、またはウクライナ軍によって鹵獲されたかの3つの状態にしかありません。
写真:第93機械化旅団 ホロードニー・ヤールのFacebookページ
3月17日 キーウ
ゼレンシキー大統領は、国家緊急サービスの隊員5名に対し、ウクライナの勇敢勲章(勲三等)を授与しました。
写真:国家緊急サービス
3月17日 キーウ
オレーナは、ロシア軍の攻撃により破壊された部屋から一番必要なものを集めながら、息子の学校のアルバムをカバンに入れています。
写真:Oleksandr Khomenko
3月17日 スロビダ地方 ハルキウ
ウクライナで一番大きな商業施設の一つであるバラバショーヴォは、ロシア軍による砲撃の影響で、ほぼ一日中燃えています。
写真:h_kharkov
3月16日 アゾフ海沿岸地方 マリウポリ
ロシアの航空機はマリウポリの中心にある演劇劇場を爆撃しました。建物の近くにはロシア語で「子供たち」と大きく書かれていましたが、ロシア軍は構わず攻撃しました。
写真:Maxar
3月16日 場所不明
砲撃によって損傷したウクライナの国旗は、防衛のためにバリケードで囲まれた建物の入り口に垂れ下がっています。
写真:Alex Lourie
3月18日から19日までのウクライナの写真
ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まってから4週間目に突入しました。マリウポリの住民たちは自分たちの車で街からの避難を試みています。毎日、ますます多くの民間人がロシア軍による攻撃により死亡し、負傷しています。社会インフラへの攻撃も続いています。ウクライナ人は自国を守り続け、占領者に抵抗し続けています。
3月19日 ザポリッジャ
マリウポリからの避難に成功した子供の目に映る「ロシアの世界」に対する絶望。
写真:Dmitry Smolenko
3月19日 ハリチナ地方 リヴィウ
リヴィウのリーノック広場では、ロシアによるウクライナへの全面侵攻の結果亡くなった子供たちを追悼するため、109台のベビーカーが置かれました。
3月18日 キーウ
キーウの空は、ロシア軍の爆撃による火災のため煙で曇っていました。
写真:Aris Messinis
3月18日 スロビダ地方 ハルキウ
ロシアのミサイルにより、国家行政アカデミーの建物が一部破壊されました。
写真:Alex Lourie
3月18日 キーウ
さまざまな方法でウクライナを守っているイスラム教徒は、キーウのモスクに祈りに来ています。
写真:Alina Smutko
3月18日 キーウ
ロシア軍による砲撃により損壊したキーウのポディール地区にある住居
写真:Mikhail Palinchak
3月19日 黒海沿岸地方 ミコライウ
救助隊は、ロシア軍のミサイル攻撃に襲われたウクライナ軍の空挺攻撃部隊の兵士を、瓦礫から30時間後に救助し運んでいます。
写真:Bulent Kilic
3月18日 キーウ
キーウでのロシアの砲撃で被害を受けた学校で、男性がカーテンを外しています。
写真:Rodrigo Abd、AP Photo用
3月18日 ザポリッジャ
15歳のマーシャ・フェシチェンコの体に施された薄いシートから、彼女の右脚の膝から下が切断された痕がはっきりと見ることができます。
彼女が母親と別の女の子と一緒に故郷の街であるポローヒを歩いているとき、砲弾が数メートル離れたところに落ちてきました。
写真:The Telegraph
3月19日 黒海沿岸地方 オデサ
ウクライナ兵は、犬を抱いて海を見ています。
写真:ウクライナ軍