どのようにウクライナ人は戦争中に動物を救っているのか

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多くの動物が戦争地帯や一時的に占領された地域にとどまっています。避難所、動物園、駅、通り、もしくはアパートに閉じ込められている場合もあり、それは彼らにとって生死を分ける状況になり得ます。ヨーロッパの避難所はウクライナの動物を受け入れる準備ができていますが、避難には困難が付きまといます。

現在、ウクライナの活動家は、ボランティアや避難所に食料を探して送り、動物(野生動物を含む)を連れ出し、ペットを閉じ込められたスペースから解放するのを手伝っています。彼らは、自分たちに対する認識や報酬を気にせずに危険を顧みず、危機的な状況で動物を助けることによって人間性を表現しています。

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UAnimals. 避難所やリハビリセンターのための資金調達、食料や薬の購入、里親探し、 動物の避難の組織・運営、ボランティアの募集や調整など行っています。

Tailed Hostages of War 寄付を募っています。また、避難所への食料、水、暖房用の燃料・発電機の購入・配達、海外からの人道援助の提供、ボランティアの募集や調整を行っています。

写真:セルヒー・コロヴァイニー

Save Pets of Ukraine. リヴィウに本拠を置くペットフードメーカーのKormotechは、すでにこの数年間「ウクライナ東部における対テロ作戦地域に私たちを残さないでください」プログラムの一環として、戦闘行為の影響を受けた動物を支援してきました。今、同社は食料を購入して配達することにより、避難所や動物園のボランティアも支援しています。また、外部からの資金を集め、それを砲撃が行われている地域での人道支援として提供しています。また、開いているペットショップに関する最新情報を公開しています。

Ukrainian Rescue Appeal. ロシアの侵略によって影響を受けたウクライナのペット(主に負傷しているか即時治療が必要なペット)の救助や移住を調整するボランティアのグループです。また、海外への移動についても支援も行っています。

写真:Marcus Yam

Happy Paw. 食料の購入のための資金援助と深刻な状態となっている動物の治療のための支援について問い合わせることができます。また、避難所の非常に必要としている物資のために寄付を募ったり、慈善団体やボランティアを募集して調整したりしています。

写真:カリーナ・ピリュヒナ

ズーパトロール(キーウ市) アパートや家に残された動物の救助、救助した動物への食料と水の提供、滞在場所の調整やリハビリテーションの組織などを行っています。

KARG — Kyiv Animal Rescue Group(キーウ市) 緊急事態に陥っている動物を救助します。また、家に閉じ込められた動物を救出したり、避難所や滞在場所に食料を届けるほか、動物の避難も行います。

写真:カリーナ・ピリュヒナ

ウクライナのペットの飼い主サポートのためのチャットもあります。助言、獣医学的・心理的・法的支援、各種移動・住居・避難所に関する情報などが閲覧可能です。

動物園にとって戦争は非常に厳しい試練となっています。動物たちは食料不足に苦しんでおり、エキゾチックアニマルの場合は凍ってしまうことさえあります。
動物たちは、食べ物も暖房もなく、爆発や銃声におびえながら、ゆっくりと死んでいきます。
現場の人たちが動物に餌を与えているものの、状況は危機的なままです。

一時的な占領とロシアによる砲撃により、何百ものユニークな動物がいる大きな動物園が現在、生き残れるかどうかの瀬戸際に立たされています。数日で20万フリヴニャ以上の募金を集めたウクライナ人のおかげで、アスカニヤ・ノヴァ生物圏保護区(タウリヤ地方)は、深刻な危機を乗り越え、食料を購入することができました。食料と砲撃からの動物の避難を非常に必要としている「フェルドマン」エコパーク(ハルキウ)を支援するための募金活動が今も行われています。ハルキウ動物園も爆撃に苦しんでいます。動物は怯えていて空腹なことから、施設の管理者は支援を求めています。ミコライウ動物園も同様の状況ですが、入場用のチケットを販売することで寄付を募るというクリエイティブなアプローチを通して、食料のための資金調達を行っています。キーウ動物園においても、オンラインでチケットを購入することでサポートすることが可能です。

写真:ミコライウ動物園

コンテンツ作成スタッフ

プロジェクト企画:

ボフダン・ロフヴィネンコ

企画:

マリアナ・マツキーフ

編集:

アナスタシヤ・シェリコヴァ

編集長:

ナタリヤ・ポネディロク

写真編集:

ユーリー・ステファニャク

コンテンツマネージャー:

カテリーナ・ユゼフィク

翻訳:

藤田 勝利