戦争の歴史

ロシアの帝国病

ロシアは300年以上、帝国国家として存在してきました。ピョートル大帝の時代に帝国として形成され、1917年までその状態を維持した後、新帝国であるソヴィエト連邦に再編成されました。1990年代初頭におけるソ連崩壊後、ロシアは自らを再定義し、近代的なヨーロッパ的な連邦となるチャンスを得ましたが、その代わりに強い権威主義的支配と帝国へのノスタルジアという道を選択したのでした。その結果、コーカサス・シリア・ジョージアそして今回のロシアによるウクライナへの戦争と続きました。

ソ連の恐怖と憎悪:「ソ連安定の黄金時代」の暮らしの実態

世界最大の全体主義的帝国ソ連の崩壊から30年余り経ちました。しかし、そのイメージは、ソ連に住んでいた年配の人たちの記憶(あるいは想像)の中に、今でも残っています。この時期は、周囲が明るく見える彼らの青春時代に当たります。そこで彼らは、ソ連の生活は良かった、あるいは今よりもっと良かったという神話を、今の若者たちの間に広め始めます。いわゆる「閉塞感」の時代における社会福祉やゆとりに関するイデオロギー的な固定観念の上に成り立つこのフィクションは危険であり、分析が必要です。

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