ウクライナがズミイニー島に戻ることが重要な理由

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黒海のズミイニー島は、ロシアによるウクライナへの本格的な侵略が始まった最初の場所の1つでした。それを防衛した13人のウクライナの国境警備隊のおかげで、島は占領者に対する勇気ある抵抗の歴史に入りました。現在、ロシア軍は軍事基地を配備し、ズミイニー島に地上防空体制を確立しようとしています。このように、彼らは砲撃の脅威をもたらすだけでなく、ウクライナの港を封鎖し海上貿易を凍結しています。

2月24日午後10時頃、ズミイニー島のウクライナ国境警備隊との通信が遮断されました。13人のウクライナ人が一日中ロシア軍による空と海からの攻撃に抵抗しましたが、占領者は最終的に島を占領しました。しかし、ズミイニー島が占領される前に、国境警備隊が降伏に対し勇気を持って拒否し、ロシアの軍艦がどこに行くべきかを示しました(すべてのロシア人がそれに従うとよいでしょう。)これは、全世界で取り上げられた戦争の最初のトップフレーズの1つでした。

その後、数人のウクライナ国境警備隊が死亡し、残りは捕虜になりました。一部の英雄はすでにウクライナにいる一方で、他の英雄は国に帰ろうと努めています。

ズミイニー島の面積は17ヘクタールです。パリのルーブル美術館よりわずかに大きく、ロシアにより攻撃されたマリウポリのアゾフスタリ製鉄所の65分の1、ニューヨークのマンハッタンの350分の1の大きさです。しかし、この小さな島は、現在は作戦が繰り広げられている場所は本土であるという事実にもかかわらず、世界的な食糧危機影響を減らすこととウクライナ南部の防衛能力の観点から戦略的に重要な場所です。ウクライナ軍は絶えず敵の装備と人員を排除しており、島の戦略的重要性を認識しています。

ズミイニー島、バチカン、アゾフスタリのサイズの比較

黒海の港のセキュリティ

ズミイニー島の占領は、ウクライナに対して黒海による輸出ルートの破壊をもたらしています。港はウクライナの主要な輸出チャンネルです(貨物の70%、年間470億ドルもの貨物が通過します。)黒海最大の港である「ピウデンニー」港(ユジュネ)、ミコライウ港、チョルノモルシク港、オデーサ港は、砲撃の危険性があるため、現在は稼働しておらず、ヘルソンは現在ウクライナの管理下にありません。

戦争の終結後もロシア連邦がズミイニー島を支配し続けた場合、侵略国は次のことができるようになるため、ウクライナの輸出機会が減少するでしょう。
-島に対するレーダー装置の設置。
-ウクライナの交易路の近くに軍艦を配置し、そのルートに影響を与える。

したがって、ロシア連邦は海上輸送を阻止し、船舶に対して更なるリスクをもたらします。

ドナウ川河口のコントロール

ズミイニー島は、島からドナウ川河口までの全長40kmのドナウ川河口をコントロールするのに最適な場所です。ドナウ川には3つのウクライナの港があります。それらは比較的小さいですが、戦争中にも機能し、特に農産物を提供しています。ロシア軍は、ドニステル川河口に架かる橋を砲撃し、穀物がこれらの港に輸送される際に通る鉄道を破壊しようとしました。

軍事施設

ロシアが島を支配し続けた場合、防空体制を展開する可能性があります。地上防空体制(これはロシアの巡洋艦「モスクワ」が破壊された後、特に重要となっています)、位置特定装置と小さな駐屯軍などです。このような軍事基地は、オデッサ方面に対する妨害活動に使用できます。したがって、ウクライナ軍はズミイニー島に入ってくるロシア軍を繰り返し排除しています。

ズミイニー島は石油とガス生産の面においても有望な場所です。これはウクライナの戦略的領土であり、私たちはそれをあきらめません。ウクライナの他の領土と同じように。

コンテンツ作成スタッフ

プロジェクト企画:

ボフダン・ロフヴィネンコ

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翻訳:

藤田 勝利